サイクル42は口腔外苦味受容体(TAS2R)を探索した。25のヒトTAS2R遺伝子が舌以外の気道、腸、脳、血管、免疫細胞に発現し、味覚と同一のシグナル伝達経路(ガストデューシン→PLCβ2→IP3→Ca²⁺→TRPM5)で細菌のクオラムセンシング分子を検出、自然免疫応答(NO産生、抗菌ペプチド、サイトカイン)を誘発する。TAS2R38のPAV/AVI多型は「苦味の感受性」の変異に過ぎないはずが、副鼻腔手術の予後、う蝕リスク、呼吸器感染症感受性を全身レベルで予測する——味覚モジュールをインポートした全組織に共有ライブラリのバグが伝播した構図そのものだ。バグカタログ中最多のクロスリファレンス密度を持ち、Bug #17(NO/ハミング)、#19(嗅覚バイパス)、#20(マイクロバイオーム)、#21(NTSハブ)、#24(鼻腔経路)、#40(舌-口蓋インターフェース)と接続する。Bug #43として登録。出典: PMC12290681, PMC11980658。